食材について

かぼちゃの名前の由来はある国から?かぼちゃの魅力とは

突然ですが、クイズです。かぼちゃの旬はいつでしょうか!

かぼちゃの収穫時期は6〜9月です。でも、かぼちゃってなんだか冬のイメージもあったりします。「冬至かぼちゃ」なんて言われるくらいです。

なんでそんなイメージがあるんでしょう?

今日はそんなかぼちゃの謎に迫ります。

かぼちゃの名前の由来

かぼちゃはポルトガル人が日本に持ち込んだのですが、そのポルトガル人がカンボジアから持ち込んだため、「カンボジア」が「カボチャ」になったようです。

ポルトガル語でカンボジアは「Camboja」と言い、翻訳アプリで発音を聞いてみると、英語の発音よりもかなり「カボチャ」に近いのでぜひ聞いてみてください!

当時の日本人には「カボチャ」って聞こえたんだろうなぁと思うと、なんだか愛おしくなります。

かぼちゃとパンプキンは違います

さて、突然ですが英語のお勉強です。かぼちゃは英語でなんと言う?皆さんパンプキンだと思っていませんか?

パンプキンはハロウィンで使われるような、オレンジ色の皮のものをいいます。種が多く、基本的には家畜用のエサとなります。

私たちが食べているようなかぼちゃは、英語でsquash( スクワッシュ)と言います。
(※オーストラリアやニュージーランドではパンプキンと言うそうです。)

最近ではKabochaということも多いそうです。

かぼちゃはいつ食べると美味しいの?

先ほどかぼちゃの収穫時期は6月〜9月とお伝えしましたが、実はかぼちゃは収穫してすぐに食べるよりも、2〜3ヶ月経ったものが美味しいことが多いのです。これは品種によって違います。

だから冬のイメージがあるんですねぇ。

とはいえ、カットされたカボチャはできるだけ早く食べるようにしましょう。カットしたカボチャを保存するときは、種をしっかりくり抜いて、ラップに包んで冷蔵庫で1週間ほどは保存可能です。

かぼちゃには栄養がたくさん!

かぼちゃには栄養がたくさんあります。
βカロテンやビタミンB1、B2、C、E、食物繊維などが含まれます。

βカロテンは肌や粘膜の抵抗力を高めたり目にもいいので日頃パソコンを使う方は積極的に摂取したいです。

ビタミンは疲労回復や血行促進などにいいですよね。食物繊維はもちろん、胃腸の調子を整えてくれます。

かぼちゃを簡単に切る方法がある

かぼちゃって固くて切るのが怖い、面倒という人もいらっしゃると思います。実は、かぼちゃはテコの原理で簡単に切ることができるんですよ。

それでも面倒な人はカットされたかぼちゃを買ってしまえば手間はかかりませんが笑

かぼちゃを簡単に切る方法

  1. まず、かぼちゃのヘタの反対側、つまり、かぼちゃを上下ひっくり返したところにある“ポチ“に菜箸を刺します。だいたいかぼちゃの真ん中くらいまで差し込み、箸を抜きます。
  2. 箸を刺した穴に、包丁の先端を差し込み、包丁をおろしていきます。このとき反対側の手でかぼちゃをしっかり押さえておきましょう。

これだけで簡単にかぼちゃを半分にできます。

そこからさらに切っていく場合、包丁の先端をまな板に付け、その包丁の先端を手で押さえて、かぼちゃを切っていくと簡単に切れます。

あまりにも硬くて切れない時は、レンジで5〜6分ほどチンすると簡単に切れます。

かぼちゃを使った料理を作ろう!

かぼちゃは切っている感覚とは裏腹に、結構早く火が通るので調理時間はそんなにかかりません。

煮ても焼いても美味しいし、すり潰しても美味しいカボチャ。ぜひいろんなかぼちゃ料理に挑戦してみてください!

Vaveでもかぼちゃを使ったレシピをご紹介しています。
(画像はこれぞ日本の味!ホクホク甘〜いかぼちゃの煮物